やっぱり看護師の昇給は少なかった!
精神科は怖い場所だという誤認を持った方がいます。
これは看護師でも当てはまるでしょう。
精神科は別世界だと言っている看護師もいたくらいです。
でも実際に働いてみるとそうじゃない。
私は看護師歴、精神科勤め共に3年目になります。精神科看護師になりたいと思い、看護師を志しました。
最近になってリーダー業務等任せてもらえることが増え、右往左往する毎日です。
今回は精神科の給料を中心に、その辺りの事情をお伝えいたします。
勤めているのはどんな病院?
救急救命から在宅まで幅広く展開している、地域の総合病院です。
毎月の手取りは?
22-23万円程度です。
昇給はどのくらい?
初年度は500円、2年目は1000円の基本給の昇給がありました。
ボーナス額は?
夏期2ヵ月・冬期3ヵ月で、計5ヵ月のボーナスがあります。
2年目は、手取り額で夏期36万円、冬期53万円でした。
残業代は?
ほとんど残業のない病棟なので、あまりあてにはできませんが、30分で950円です。
夜勤手当は?
1回につき、8500円の夜勤手当があります。
他の手当は?
勤続手当として1000円
住宅手当として7000円
皆勤手当として5000円
通勤手当として7000円
その他、精神科急性期病棟(閉鎖)勤務のため、危険手当として3000円が支給されています。
病院内で給料格差はある?
入職時の病院の景気によって基本給に差があります。
景気の良い時期に入職した人は基本給から高いので、景気が良くない時期に入ったベテランスタッフと比較して若いスタッフがさほど給与が変わらないという状況が発生しています。
昇給の額も多くないので、経済的な安定を考えた場合に退職を考えるスタッフがとても多いと聞いています。
給料に不満は?
どこの病院でも共通しているかも分かりませんが、できることや任されることが多くなってきたにも関わらず、新人の時の手取りが一番多かった・・・という悲しい事態になっています。
職場環境に満足している分転職はしたくないという思いがあり、給料のみがネックになっており、副収入を考えなければならないなと悩んでいます。
給料を上げるには?
人事考課の評価を上げるためにも、職場でどのような役割を担っていこうと考えているのか、どのように貢献していくのかを明確にして、上司に伝えること。また、私の病院では勉強会が盛んに行われていますので、自分の目標に関係した勉強会には積極的に参加していくことで、後々の給与アップが望めるのではないかなと考えています。